前立腺がん検診学術ニュース 第11号
当財団では、国民の健康増進と福祉の向上に寄与することを目的に活動を行っております。
わが国で増え続けている前立腺がんによる死亡者数を減らすためには、前立腺がん検診についての正しい知識の普及と啓発活動が欠かせないものと考え、前立腺がん検診についての最新の情報を提供するために、平成19(2007)年より、「前立腺がん検診学術ニュース」を作成し、全国自治体の前立腺がん検診ご担当部署、大学、がんセンター等、関連先宛てにお送りしてご活用いただいております。
この度、第11号を作成いたしましたので、広く多くの方々にご活用いただくため「前立腺がん検診学術ニュース」の発行をお知らせいたします。
なお、既刊の第1号から10号も併せてご覧いただけますようご案内いたします。
A4判・カラー、4ページ
● 第11号 2018年3月発行
2018年2月27日、日本泌尿器科学会は国内外の最新情報を基に、多様化した価値観に対応できる実用的なガイドライン、「前立腺がん検診ガイドライン2018年版」を刊行いたしました。前立腺がん検診に携わるすべての医療者・保健行政担当者を対象に、検診受診者と検診提供側の相互理解に役立てることを目指して作成されています。
前立腺がん検診の有効性、利益・不利益とそのバランス、最適な検診システム、検診の医療経済効率に関する内容等々、検診と密接に関連する前立腺がんの疫学、精密検査方法、治療選択に関する内容等、内容豊富なガイドラインとなっております。
今回の第11号では、検診の有効性、理想的な検診システム、検診の利益と不利益バランスの評価に関する内容について、特集としてお届けいたします。
【内容】
本号で取り上げさせていただきました内容は、以下のとおりとなります。
◆最新版の「前立腺がん検診ガイドライン」に関する情報
1.前立腺がん検診の有効性評価
2.前立腺がん検診の対象・検査法・検診間隔
3.検診の利益・不利益と生活の質(QOL)への影響
4.前立腺がん検診受診前後のファクトシート
5.理想的ながん検診の実現に向けて、当財団の活動方針
☆ご希望の方に差し上げます。(1部) ▶